ヘアフィールズの北園が”着物のコーディネート” の魅力について

2024/02/09

故きをたずねて新しきを知る

 

 ヘアフィールズの北園が

着物のコーディネイトの楽しさを

お伝え致します^ ^

画像は先生が春のイメージカラーピンク色の春牡丹でコーディネートされたものです。

 

和装の世界には昔から、特のようなものがたくさんあることを教わりました。

たとえば菊の模様は着物や帯によくありますが、菊とくれば菊格子といって、

菊には格子の柄がつきものです。

初めから菊と格子を組み合わせた図柄も多いですし、そうでなくとも、

菊の柄の着物や帯をつけるときは、コーディネイトのどこかに格子を使うようにします。

そうすることで、着こなしにつながりができる。「物語」ができるのです。

 

衣裳などで菊格子の組み合わせを当たり前のものとして見ていました。

菊を栽培するときは、(竹などを粗く組んで作った垣)に結い付ける。

その様子を、古き中国の詩人・陶農用が漢詩に詠んでいます。

採菊東籬下 東の垣根の下で菊を摘むと

悠然見南山遠く遥かに廬山が目に入る有名な漢詩の中のこの一節から、菊格子の組み合わせが用いられるようになり、秋を感じさせるものであり

私たちがよく知らないで目にしているものでも、

 

もみじ竜田川(水)は、百人一首などの和歌からの組み合わせです。

着物の柄やコーディネイトに使うこともあります。

こうした昔のしきたりや決まり事には、単に図柄やデザインにおさまらない

ユーモアや魅力が生まれてコーディネイトに取り入れると、

そこに新しさの美が見いだせます。「物語を作る」ことを

心がけるとおっしゃっていることが今になり、わかってきました。

 

古典を読んだり、日本の五節句のしきたりに少しふれてみること

故きをたずねてみることも自然に私は子どもの頃から取り入れていた祖母を観ていました。

頭からつま先まで難しい場合は、

四季の花の色を装いに

取り入れるだけでもいいと思います。

 

古い木綿の着物でもお手入れがいきとどいて白い足袋をはけばとてもおしゃれです。

清潔感は大事です^ ^

着物を着ることは、日本の文化や美について学ぶことでもあります。過去に未来にと、みなさまの世界を広げてくれます。それを使う、使わないは別として古い決まり事を知っていることは

大切なことかと思います。

 

古くから伝わるものには時代を超えて人の目や心になじむ強い魅力があるのです。

是非、卒業式、入学式、に限らずお着物を着てお出掛けなど、サポートさせて頂きます。

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